6歳2ヶ月と本物のカギ

1歳の終わりにねねにゃんのものになった「ねねにゃんのほんもののかぎ」。
ずっと、どこかのドアが開けられる機能的にも本物の鍵だと思っていたようです。

「それは本物の鍵だけど、ドアは一つ一つギザギザや穴が違っていて、そのドアのための鍵にする加工をしないと、ドアを開けることはできないんだよ」と説明しました。

鍵をあげたばかりの頃も、どこにでも持ち歩いて、いくつかの鍵穴に鍵を刺そうとしたりしてしましたが、一度も「鍵をちゃんと開けたい！鍵穴に差し込みたい！」と言ったこともぐずったこともなかったのです。
心の中でずっと、「いつかどこかのドアを開けられるのかな」「どこの鍵なんだろう」って思っていたと思うと、なんだか健気です。
本物の鍵だけど、我が家のドアは開けたり締めたりできないとは説明していたのですが、まさか、6歳になる今でもどこかのドアの本物のカギだと思っていたとは。

ねねにゃんの「本物の鍵」のエピソードはこちらでどうぞ！